trade mark
商標
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商標とは、自家商品を他社の模倣から防止し、他の類似品と容易に区別するためにつけるものである。すなわち、商標とは、商品についての名前であり、顔であって、他人の商品と自己の商品とを識別するために使用する標識であり、これを登録することによって、法律的な保護を求めることのできる工業所有権の1つである。
Trade MarkとBrandとは、その内容においてほとんど差異はないが、Trade MarkはBrandの法的一面を強く表現することばとして用いられるのがふつうである。世界の市場で売買される商品の約半分は、今日、商標もしくはBrandによる売買だといわれるが、わが国の輸出商品のばあいには、一部の商品をのぞいて、まだ、世界市場でBrandで売り込める商品は少ない。したがって、対外貿易で需要を増大させるには、輸出商品を高度化し、多様化させて、品質・性能・デザインの諸点で優秀さを保つとともに、いったんつけたBrandを周知させるために、たえず大規模な広告や販売促進のための活動を行い、Brandを売り込む必要がある。