sale by sample
見本売買
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見本によって売買の対象商品の品質を表示し決定して、契約を成立させる売買で、製造加工品についての貿易売買に多くみられる。貿易取引にあっては、売主と買主とが隔離されているため、買主は契約成立に先立って、取引商品全部の品質を詳しく検討することはできないので、見本を基礎として品質についての打合せを行なう。このばあいに用いられる見本には、Seller's Sample(売手見本)、Buyer's Sample(買手見本)、Counter Sample(反対見本)がある。見本売買にあっては、売主は、取引の基礎となった見本と契約品とを、名称、品質、状態において一致させる義務を負う。